ボーイスカウトキャンプの楽しさ


                      団委員長 上岡泰晴

 

私がボーイスカウトを始めたのは、キャンプをしたいのでその方法などを知りたいためでした。小学校4年の長男を小平4団のカブ隊に入れ、すぐにデンダッドにされて子供と一緒に19871月から活動を始めました。初めての活動が多摩湖への初詣ハイクだったと思います。

カブ隊のキャンプは舎営ですが、薪による自炊や工作、ロープワークなどのキャンプのための訓練もありました。だんだんキャンプに近づいてきて楽しくなってきます。ボーイになると本格的なキャンプになり、テントで宿泊します。小さいときから近くの林の中で「住み家」と呼ぶ枝や葉で作った小さな小屋で遊ぶのが楽しみでした。ボーイのキャンプは夢が叶ったような気分です。スカウトは勿論、指導者としてもとても楽しめる活動です。

キャンプ場に着いて最初にすることが、場所をよく考えてフライを立てることです。料理のための薪がとても重要で、雨に濡らしたら火が着きません。それで、フライを立てたら真っ先に薪をフライの下に入れます。荷物も重要ですが、忘れがちなのが薪を濡れないようにすることです。フライを張って雨や強い日差しを避け、居心地の良い空間を作ります。自由に配置デザインをしてテーブル、イス、キッチン、水場を作るのはとても楽しい作業です。また、「立ちかま」と呼んでいる火床は必需品で、木材や竹で櫓を組んで腰の高さくらいに火床を作ります。移動可能な火床なので雨になったらフライの下に移動できます。この立ちかまが出来ないと料理が出来ません。キャンプ中には出かけるとき以外は、ほとんどの時間をフライの下で過ごします。ですからフライの下はとても大事な所なのです。何泊もするキャンプではフライの下を居心地良くしておくことが肝心です。毎日少しずつ工作をしてフライの下を思い通りの空間にすることはとても楽しいことです。

キャンプの楽しさは、キャンプ地での行動やハイキング、散策などがありますが、私は手に入る材料で、フライの下での居住空間を作ることがとても楽しいです。その場所で限られた食材と道具で作る料理を仲間と食べるときはとても幸せです。そして、かまどの火をじっと見ながらする会話はいつまで経っても忘れられません。すでにお分かりと思いますが、私のキャンプは、薪が重要です。

皆さん、是非薪を使ったキャンプをしてください。フライを張って居心地の良い空間を自分で作り薪の火を見ながら仲間と楽しく話をしてください。ボーイスカウトのキャンプではそれが出来ます。スカウト活動をして楽しいキャンプが出来るようになってもらいたいと思います。

                        令和2年9月1日